うさぎの恋

騙されたけどしがみつく。

私と彼⑨ したいこと、されたいこと

ある日のLINE


「ウサギさんは男の人にされて一番嬉しいのなんですか?」

『なんだろう?Kくんは?』

「俺ですか?うーん…

いやうーんじゃないな、頭撫でられるの好きです」

『届かねーよ(笑)』

「えと、もっと言うと膝枕で頭撫でてもらうのが好きです」

『あら❤️可愛い』

「すぐ寝ちゃうけど」

『寝るなよ(笑)』

「気持ちいいんですもんwで、ウサギさんはなんですか」

『うーん。あっ、嬉しいというか嬉し恥ずかしかったことならある』

「何されたんですか??」

『おでこにちゅー…』

「可愛いw青春ですねw」

『おでこにちゅーしたことある?』

「ウサギさんが思ってるのと違うかもですけど、ぎゅーするじゃないですか、そうすると身長差で女の子上向きますよね?

おでこ見えますよね?ちゅーしますよね!」

『Kくんも青春だね(笑)

あっ、じゃあKくんは何されるとドキドキする?』

「急に甘えられるとドキドキします」

『甘えてもらいたい派?』

「ですね。甘やかしたい派です」

『あー。なんとなくわかる気がする』

「あっでも可愛がり方がペットと一緒って言われます」

『だめなやつじゃね?』

「おいでって言われるの嫌ですか」

『んーと、今後Kくんに甘やかしてもらうとするじゃん』

「甘やかします」

『(笑) 私ペット扱いされてるって思うかもでしょ』

「えと、おいでって言って来たら可愛いじゃないですか」

『主導権握りたい人?』

「そういう訳ではないんですけど

可愛いなって思ったらぎゅーしてよしよししたくなるんですよね」

『愛情表可愛いな✨』

「ウサギさんが甘えたい時しかぎゅーしちゃだめですか?」

『Kくんもしかして病んでる?』

「病んでないですよwダメなら大丈夫です!」

『私だけ甘える訳にいかないのでいいけど…真顔はやだからね!』

「嫌なことは無理にはさせないんで嫌なときは言って下さいね?」

『Kくんにおいでってされたら断る自信無いな…』

「可愛いwしちゃいますね」


1年たった今上のやり取りの通りに

おいでされて、わーい❤️と腕の中に入り

ぎゅーしてよしよし。ついでにちゅーしてもらってます。

ペットじゃん(笑)

平成の愚痴は平成のうちに

Kくんと秘密の関係になり1年たちました。

少しずつ愚痴もたまるよね。


Kくんは私とは彼女、彼氏の関係になりたい訳ではないらしいのです。

まさしく、友達以上恋人未満。セフレ?


私がKくんに不満や、愚痴、信用出来ない理由は、最初のうちはKくんのシフト前に会いに来てくれたり休憩中にLINEくれたりしてたんだけど最近は全く無い。

結局今年の誕生日も忘れていておめでとうすら言ってもらえなかった…。

去年もだけどね。去年はたまたま私の誕生日に遊んだんだけどその時ですら言ってもらえなかった。プレゼント何か用意しますって言われて1年過ぎた。今年は催促した。でも、また貰ってない。

ホワイトデーの御返しもチョコでいいですか?って言われてまだ貰ってない。

遊ぶ約束の日ダメになって、埋め合わせしますってされてない。

私が誘わないと遊んでくれない。

貸してる傘返ってこない。

結局彼女とはなあなあのまま。


まだまだ愚痴は一杯ある。


両手広げておいでってされると嬉しい。

Kくんとキスするの好きなんだもん。

笑った顔可愛いよ。

たまに男の人の顔するときドキッとする。

優しく頭撫でてくれる。

私のこと誰よりも甘えさせてくれる。

Kくんとエッチするの気持ちいいよ。


だってKくんのこと大好きなんだもん。

大好きな分だけ不安も一杯出てくるんだよ。

嫌われたくない。まだ私のこと必要として欲しい。

私と彼⑧ 関係の変化

私と彼⑦あたりからほぼ毎日KくんとLINEするようになりました。


たまに休憩が同じだとぎゅーして、頭よしよししてくれます。

「ウサギさん、俺もうひとつお願いがあるんですけど」

『ん?なんでしょう?』

「Nくんのほっぺにチューしたじゃないですか、俺もして欲しいんですけど」


Nくんのほっぺにチューは酔ってたし、就職決まって故郷に帰るからだし、ホントかどうかは知らないが、3年ほどNくんに

《ウサギさん俺マジでウサギさん可愛いと思ってます。ウサギさん結婚してなかったら俺がプロポーズしてます》

など言われたら…ね(笑)


そして、ある日のLINEです

「ウサギさんにとって俺ってどういう扱いですか?」

『うちら最近までそんなに仲良くなかったよね?』

「最近…どのくらい最近ですか?」

『言い方悪かった。会えば話すしみんなとは遊びに行ったりとかはするけど、今みたいにLINEとかはしてなかったじゃん』

「そうですね、そういう意味ではほんとに最近ですね」

『結構病んでた時にKくんに優しくされてしまい…』

「しまい…?」

『年上なのに甘えてしまいぎゅーされたら安心してしまいました💢』

「それはよかったですw甘えてもらえるのは嬉しいです。安心してくれるのも。

じゃあその前後で印象というか見方?変わりました?」

『前よりも打ち解けた?のかしら?』

「俺はそうおもってます!前よりいろんな話出来ますw」

『多分最初にぎゅーされたときが分岐点』

「事務所のですか?でもあれは俺が誕生日でお願いしたやつですよね?仕方ないなって感じかと思ってました」

『病んでたんだよ💢』

「ww 病んでなかったら断ってました?」

『いや、断ってないよ。この子大丈夫かな?病んでんな』

「俺が病んでたんですねw」

『一番最初はちょっと目が怖かった。でも、その後目が合ったときニコってしてくれたから平気』

「すみません…それも緊張してたんだと思います」

『なんで緊張するの!私は恥ずかしかった』

「緊張しますよwウサギさんにぎゅーお願いしてるんですよw恥ずかしかったんですね」

『私のトキメキを返して』

「返しませんwドキドキしてくれてよかった」

『もうKくんなんて嫌いだ、意地悪』

「嫌われたw可愛いと思わせたウサギさんにも責任ありますよ!」


この頃からKくんとLINEするのが少しずつ楽しみになってきました。

おはよう、お疲れ様、おやすみなさい。

これは当たり前になってました。